私費留学生

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資金的援助を受けることなく私費で留学する学生です。 私費外国人留学生の大学での受入れには2通りの方法があります。 1つ目は外国から日本の志望大学の選考を経て直接入学する方法です。 2つ目は渡日後に民間の日本語学校などの施設へ入学し、そこで1年程日本語教育を履修した後に志望大学の選考を受けて入学する方法です。 どちらの方法でも大学が指定する選考過程を経て入学することが必要で、受験は日本国内で行われる場合が多いでしょう。 私費留学生が日本へ留学しやすくするために、日本留学試験というのがあります。 これは日本学生支援機構が日本の大学等に入学希望する外国人留学生について、日本で必要とする日本語力及び基礎学力の評価を目的に行われる試験です。 この試験は留学希望者が自国にいながら留学先大学等の入学許可を得ることができる、渡日前入学許可にも利用されています。 また試験の成績が優秀だった者には、私費外国人留学生学習奨励費の給付の予約が行われております。 他にも国際交流基金及び日本国際教育支援協会の実施する、日本語能力試験というのもあります。 大学には正規課程に入学する場合も研究生になる場合も、日本国内あるいは海外において書類審査や入学試験を受ける必要があります。 あらかじめ出願の前に日本の大学院での指導者を探して受入の内諾を得ることが必要な場合がありますので、事前に各大学側に確認しましょう。 政府に頼ることなく個人で行うこの留学では、日本語学校へ通う場合も自分で探すことになります。