国費外国人留学生

授業中の留学生

国費外国人留学生は1954年に創設された留学生制度です。 今日までに約160ヶ国、85,000人以上の方が日本へ留学されていますが、そのうちの約15%が国費外国人留学生として日本で勉強しています。 国費外国人留学生プログラムには、研究留学生、教員研修留学生、学部留学生、日本語・日本文化研修留学生、高等専門学校留学生、専修学校留学生、YLP留学生の7種類があり、留学を希望者する人は大使館推薦、大学推薦、国内採用のいずれかの方法で応募することになります。 大使館推薦では、海外にある日本国大使館での募集に応募することになります。 大学推薦では大学間交流協定等に基づき、海外との交換留学生として受け入れます。 これは日本の受入れ大学より文部科学省に推薦する方法で、対象者は研究留学生及び日本語・日本文化研修留学生です。 大学推薦の推薦時期は4月中旬までに各大学から文部科学省に推薦することになっています。 大学推薦による国費外国人留学生の渡日時期は、研究留学生は原則として10月渡日としています。 日本語・日本文化研修留学生においても大学におけるプログラムに応じて、原則として10月渡日としています。 国内採用とは日本国内の大学に在学する私費留学生を、在籍大学からの推薦により国費外国人留学生として採用することです。 対象者は私費留学生として日本の大学院に在籍する者、進学予定の者などで、短期大学を除く各国公私立大学で募集が行われます。 大学側は学業成績・人物ともに優秀な留学生を12月中旬までに、文部科学省に対して推薦を行うことになっています。